医師の過労死を防ぐために
小児科医中原利郎さん(当時44歳)は、最大で月8回の当直を行うなど過重な労働でうつ病を発症し、勤務先の病院の屋上から身を投げた。部長室の机の上に、「少子化と経営効率のはざまで」と題した“遺書”を残していた。そこには、40歳代半ばで、一般の小児科医の平均の1.7倍に上る月5.7回の宿直勤務が過重になっていることや、看護師らの疲労にも触れており、“医療ミス”を心配する言葉も見られた。妻のり子さんら遺族が起こした民事訴訟の控訴審判決で、東京高裁は10...
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