厚生労働省は6日、2024年度の障害福祉サービス等報酬改定で訪問系サービスの居宅介護などの基本報酬を引き上げる案を省内の検討チームに示し、了承された。また、児童発達支援の基本報酬について30分未満の支援は算定対象から原則除外するとともに、支援時間による区分を設ける。【松村秀士】
居宅介護の基本報酬の引き上げは、4月に行われる。具体的には、居宅での身体介護が中心の場合の所要時間について、▽30分未満なら現行の255単位から256単位▽30分以上1時間未満では402単位から404単位▽1時間以上1時間30分未満では584単位から587単位▽1時間30分以上2時間未満では666単位から669単位▽2時間以上2時間30分未満では750単位から754単位▽2時間30分以上3時間未満では833単位から837単位-などに見直される。
一方、厚労省は
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