国立がん研究センターは国内の肺がん検診について、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じた喫煙指数が600以上の重喫煙者のうち、50-74歳には新たに年1回の低線量CTと禁煙指導を行うことを推奨する提言を発表した。現行では、50歳以上の重喫煙者に対し胸部X線検査と喀痰細胞診が併用されているものの、有用性が乏しいことから、肺がん検診での喀痰細胞診を推奨しないこととした。【渕本稔】
国立がん研究センターによると、胸部X線検査に喀痰細胞診を追加するのは、
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