余剰病床は、新型コロナウイルスを含む感染症対応などに必要な病床を除く最大で11万床の余剰病床を減らす。維新ではそれによって医療費1兆円の削減効果を見込んでいる。
岩谷氏は会見で、「われわれが目標としている4兆円の医療費削減のうち、1兆円については前進した」とした上で、残り3兆円の削減を実現させるため骨太方針が閣議決定された後も与党との協議を続ける考えを示した。3党が持ち帰った文書は協議の中間整理という位置付けで、党内での承認を経て署名する方針。
一方、OTC類似薬への保険給付の見直しを巡る協議が不調に終わったのは「与党のやる気の問題だ」と岩谷氏は批判し、「背景にいろいろな関係者・団体からの圧力があるのではないかといぶかしがってしまう」とも述べた。
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