自民、公明両党と日本維新の会が11日に署名した社会保障改革の合意文書には、OTC類似薬の保険給付の見直しを2026年度から進める方針を盛り込んだ。また、地域フォーミュラリ(医薬品の使用指針)の全国展開も推進する。政府が近く閣議決定する骨太方針2025に反映させる。【松村秀士】
合意文書によると、医療の質やアクセス、医療保険制度の持続可能性の確保などに配慮しながら、OTC類似薬の保険給付の見直しについて年末の予算編成過程で十分な検討を行う。その上で、早期に実現が可能なものを26年度から見直す。
■附属書に計21の改革項目、維新提言
また、23年末時点で
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