中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は26日、2026年度の診療報酬改定に向けて入院の食事療養の議論を始め、食材費の高騰が続く中、患者の負担増を含めて食費の基準額の見直しを検討する必要があるという意見が出た。【兼松昭夫】
中医協では、26年度の改定に向けて対応策を議論する。
食材費など物価の高騰に対応するため、厚生労働省は入院時の食費のうち、患者が負担する1食当たりの基準額を24年度に30円、25年度には20円引き上げた。ただ、25年度の引き上げ前に同省が行った調査では、
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