厚生労働省は2027年度の医学部臨時定員の方針と配分について、26年度入学での定員と同様、臨時的な増員の枠組みを維持する一方、医学部定員については削減も視野に入れた「適正化」に向けた考え方をまとめた。6日の「医師養成課程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」に提示し、おおむね了承された。今後、さらに踏み込んだ議論に進みそうだ。【八木一平】
厚労省は、27年度の医学部定員について「全体として適正化を進める」案を示した。既に人口減少に伴って医療需要も縮小している地域が出ていることから、総定員数については「適正化」を図る方針が示されているが、この議論をさらに進めるよう求めた格好だ。基本的な考え方として、
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