中央社会保険医療協議会は、2026年度の診療報酬改定に向けて本格的な議論を始めた。中医協の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」が9月に行った議論の取りまとめでは、「急性期入院医療」や「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)「中長期的に検討すべき課題」など18のテーマの検討結果を整理した。
それらのうち急性期の入院医療に関しては、看護配置「10対1」以上の体制を整備する急性期一般入院料2-6の再編が必要だと支払側の委員が主張している。
■急性期病院の救急対応にばらつき
分科会の取りまとめでは、
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