厚生労働省は6日、後発医薬品がある特許切れの先発薬(長期収載品)を希望する患者が負担する「特別の料金」を引き上げる方針を社会保障審議会の医療保険部会に示した。現在は、後発薬との価格差の「4分の1」を負担しているが、価格差の「2分の1」「4分の3」「1分の1(全額)」の3案を軸に引き上げ幅を検討する。【兼松昭夫】
創薬イノベーションの推進や後発薬の使用促進につなげるのが狙い。6日の医療保険部会では、患者の負担を引き上げることへの反対意見はなかった。ただ、
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