救命救急センターの指定辞退へ 近大奈良病院
人材確保難で
奈良県生駒市にある近畿大奈良病院は、人材確保難で救命救急医療を安定的に維持することが難しいとして、救命救急センターの指定辞退届出書を県に提出したと明らかにした。
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指定は3月31日まで。4月からは集中治療室(ICU)8床を休床し、救命救急センターの24床は継続的な高度管理が必要なハイケアユニット(HCU)に転換して、重症患者の受け入れを継続する。
同病院は、2003年4月に救命救急センターの指定を受け、25年度も12月までに同センターで3,355人の入院患者を受け入れていた。
ただ、全国的に救命救急医が不足する中で、同病院も高度救急医療の体制を維持するための人材の確保が課題となっていた。近畿大病院(大阪府堺市)からの医師派遣も困難な状況で、私立大病院などに救命救急医の公募をかけるなどしたが、十分な人員を確保するまでには至らなかった。
こうした状況を踏まえ、同病院は救命救急センターを安定的に維持することが難しいと判断。14日に県へ指定辞退届出書を提出した。
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