【千葉大学医学部附属病院副病院長、病院経営管理学研究センター長、ちば医経塾塾長 井上貴裕】
1. 今までの経緯と私が主張してきたこと
わが国の医療では総合的であることが重要視されてきた。かつては医療法に「総合病院」という制度があり、それが1997年に地域医療支援病院に引き継がれることとなった。その後、診療報酬に「入院時医学管理加算」が創設され、2010年にはそれが「総合入院体制加算」となった。
さらに22年度診療報酬改定で「急性期充実体制加算」が新設され、従来の総合入院体制加算に比べ、多額の診療報酬が支払われることとなった。それに伴い総合入院体制加算から急性期充実体制加算への届け出の変更が進んだという経緯がある=図表1=。
高度かつ総合的な機能を有する病院を評価するという急性期充実体制加算の考え方について、手術等の高度医療を提供する病院の
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