抗がん剤アキシチニブ、重大な副作用に「急性膵炎」
添付文書改訂を指示 厚労省
厚生労働省は、抗悪性腫瘍剤・キナーゼ阻害剤アキシチニブなどの添付文書の改訂を製造販売業者に求めた。同剤については、添付文書の「重大な副作用」の項に、「急性膵炎」を追記するよう指示。投与により、腹痛などの症状や膵酵素の上昇が認められた場合は中止するなど適切な処置を行うことも加えるよう求めている。
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また、急性白血病・悪性リンパ腫治療剤のシタラビンと、抗白血病・抗悪性腫瘍抗生物質製剤のダウノルビシン塩酸塩について、腫瘍崩壊症候群が表れることがあるので、血清中電解質濃度測定や腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察することを、添付文書の「重要な基本的注意」の項に書き加えるよう要請。
「重大な副作用」の項には「腫瘍崩壊症候群」を加えるよう求めた。投与によって異常が認められた場合は中止し、生理食塩液や高尿酸血症治療剤などの投与、透析といった適切な処置を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察するよう求めている。
抗悪性腫瘍剤のイブルチニブについては、「重要な基本的注意」の項にぶどう膜炎があらわれることがあるので、眼の異常の有無を定期的に確認することや、眼の異常が認められた場合には速やかに医療機関を受診するよう患者を指導することを記載するよう要請。「重大な副作用」に「ぶどう膜炎」の追記も求めた。
このほか、「重大な副作用」として、▽抗悪性腫瘍剤フルキンチニブで「ネフローゼ症候群」▽抗ウイルス剤のアシクロビル(経口剤、注射剤)とバラシクロビル塩酸塩では「急性汎発性発疹性膿疱症」-を挙げ、それらを添付文書に加えるよう求めている。
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