梅村聡厚生労働政務官は9日、第20回日本慢性期医療学会のシンポジウム「良質な慢性期医療の確立に向けた日本慢性期医療協会への期待」で講演した。梅村政務官は、医療現場では、尊厳死をはじめとした死の在り方が大きな問題になっているとし、政務官在任中に、「（死の在り方に関する）ガイドライン（GL）の作成までは、国で進めていく必要がある」と述べた。


　梅村政務官は、超党派の国会議員が「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案」（仮称）の成立を目指している動きに言及する一方で、「（死の在り方について）法制化するのがいいのか、というと微妙」とした。その上で...