「特定行為は業務の一部」としながらも、やりがいを語る登壇者
すぐにでも外科処置が必要な褥瘡患者がいるのに、医師の対応時間を確保するのが難しく、症状が悪化してしまう-。こんな状況において、医師の包括的な指示のもとに医行為ができる特定行為看護師が活躍している。8月に名古屋市で開かれた日本褥瘡学会学術集会で、試行事業として実際に特定行為を行う3人の看護師が報告。医師を待つ時間をなくすほか、長期の療養に不安を感じる患者や家族の相談にのることができるなど、認定看護師を超えた関わり方に意義を感じているという。【大島迪子】 ■老老介護、独居の高齢者の「持ち込み褥瘡」は深刻 「ベッドから落ちて動けなくなった84歳の女性を、認知症の夫は興味を示さずに3日間放置、訪れたヘルパーが発見して女性を救急搬送、臀部に褥瘡」
「82歳の独居男性が自宅で倒れ、近所の人が救急搬送、下肢に褥瘡発生」 大阪府済生会吹田病院の間宮直子氏は、急性期病院の現場で直面する救急高齢者の「持ち込み褥瘡」の実情を紹介した。同病院の2013年の持ち込み褥瘡患者は124人。間宮氏は、「急性褥瘡を慢性褥瘡にしないために、特定行為看護師の役割がある」とし、タイムリーな介入に努めていると述べた。
「82歳の独居男性が自宅で倒れ、近所の人が救急搬送、下肢に褥瘡発生」 大阪府済生会吹田病院の間宮直子氏は、急性期病院の現場で直面する救急高齢者の「持ち込み褥瘡」の実情を紹介した。同病院の2013年の持ち込み褥瘡患者は124人。間宮氏は、「急性褥瘡を慢性褥瘡にしないために、特定行為看護師の役割がある」とし、タイムリーな介入に努めていると述べた。
(残り940字 / 全1431字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】


