「外国人技能実習制度」の枠組みで、介護現場に外国人を招き入れようとする動きが急浮上している。今年6月に閣議決定された日本再興戦略では、同制度に介護分野を加えることを検討することが明記された。この「外国人技能実習制度」とは一体、どのような制度で、何を介護の現場にもたらすのか―。現場関係者や有識者の意見を交えながら解説する。【ただ正芳】
「外国人技能実習制度」は、1993年に「わが国の技能等の習熟、移転を図り、その国の経済発展を担う人材育成に寄与すること」を目的に、開発途上国への国際貢献として始まった制度だ。
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