大阪市内で開幕した「メディカルジャパン2015大阪」は4日、社会福祉法人「聖隷福祉事業団」の山本敏博理事長が、「適者生存時代の病院経営者とは~理念と質重視の経営へ」をテーマに基調講演した。この中で山本氏は、「処遇を含め、職員の満足度を高めることが一番大事だ」と述べ、職員の仕事のやりがいに理解を示すことが、結果的に患者の満足度アップにもつながると強調した。【敦賀陽平】
同法人が運営する聖隷浜松病院(静岡県浜松市)の資材課長や事務長などを経て、2000年秋に同法人の理事長に就任した山本氏は、職員の人件費に比べ、物品の購入費はコスト管理が可能なことから、院内における資材管理部門の重要性を示した。
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