紆余曲折を経てまとまった「特定行為に係る看護師の研修制度」が10月から始まる。厚生労働省は2025年に向けて研修を終えた看護師を10万人以上輩出したい考えだが、そのためには、働きながら受講が可能な体制の整備が不可欠だ。昨年9月から特定行為の内容などを検討してきた医道審議会の保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会で委員を務める釜萢敏・日本医師会(日医)常任理事は、「制度が定着するように日医はしっかりと役割を果たす」と強調する。この制度を発展させるための日医のかかわり方などを聞いた。【松村秀士】
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