政府の規制改革会議の「健康・医療ワーキンググループ(WG)」は11日の会合で、医薬分業の意義とその評価について、厚生労働省からヒアリングを行った。内閣府の担当者によると、病院と薬局をめぐる構造規制に関して、同省の担当審議官は「高齢者やハンディキャップの方に配慮して何らかの政策的な検討をしたい」と述べたが、「(規制の改革には)段階論がある」とも語り、同会議側が目指す「門内薬局」には慎重な姿勢を示した。【敦賀陽平】
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