【千葉大学医学部附属病院 病院長企画室長・病院長補佐・特任教授 井上貴裕】
前回はDPCⅡ群に適する病院とそうでない病院について取り上げた。救急重視型のポジショニングを取る病院はⅢ群になる傾向があるが、機能評価係数Ⅱの救急医療係数では、高い評価を受けることが可能であると説明した。本稿では救急医療係数で実態に応じた評価を受けるためのポイントに触れながら、これからの救急医療係数のあり方について考える。
1.救急医療係数の重要性
グラフ1は、機能評価係数Ⅱの各係数と、7つの係数を合計した値の相関係数を、Ⅰ-Ⅲ群ごとに集計したものだ(データは2015年度)。Ⅲ群では救急医療係数と7係数の合計との相関係数が0.64となっており、救急医療係数で高い評価を受けた病院ほど、機能評価係数Ⅱの合計でも優れた評価を受けたことを意味する。
グラフ1 2015年度 機能評価係数Ⅱの各係数と7係数を合計した値との相関係数
1.救急医療係数の重要性
グラフ1は、機能評価係数Ⅱの各係数と、7つの係数を合計した値の相関係数を、Ⅰ-Ⅲ群ごとに集計したものだ(データは2015年度)。Ⅲ群では救急医療係数と7係数の合計との相関係数が0.64となっており、救急医療係数で高い評価を受けた病院ほど、機能評価係数Ⅱの合計でも優れた評価を受けたことを意味する。
グラフ1 2015年度 機能評価係数Ⅱの各係数と7係数を合計した値との相関係数
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