【千葉大学医学部附属病院 病院長企画室長・病院長補佐・特任教授 井上貴裕】
前回、機能評価係数Ⅱでは救急医療係数が重要であることや、救急医療管理加算を適切に算定する方法などを取り上げた。本稿では、機能評価係数Ⅱに対する影響が大きい後発医薬品係数に言及する。
1.後発医薬品係数が導入された背景
後発医薬品係数は2014年度診療報酬改定で新設された項目である。DPC/PDPSという包括払いの環境下において、後発医薬品を積極的に採用することは経済的な利益がある。多くの医療機関では、DPC準備病院からDPC対象病院に移行するタイミングで後発医薬品を導入してきた。14年度改定前にも、後発医薬品を医療機関別係数で評価したらどうかという議論はあったものの、二重の評価になるという理由で採用には至らなかった。医療機関の行動が合理的であるならば、後発医薬品は自然に増加していくはずだからだ。しかし、12年度の診療報酬改定で医療機関群ごとに基礎係数が設定されてから、この動きに変化が見られた。
次回配信は8月17日5:00を予定しています
1.後発医薬品係数が導入された背景
後発医薬品係数は2014年度診療報酬改定で新設された項目である。DPC/PDPSという包括払いの環境下において、後発医薬品を積極的に採用することは経済的な利益がある。多くの医療機関では、DPC準備病院からDPC対象病院に移行するタイミングで後発医薬品を導入してきた。14年度改定前にも、後発医薬品を医療機関別係数で評価したらどうかという議論はあったものの、二重の評価になるという理由で採用には至らなかった。医療機関の行動が合理的であるならば、後発医薬品は自然に増加していくはずだからだ。しかし、12年度の診療報酬改定で医療機関群ごとに基礎係数が設定されてから、この動きに変化が見られた。
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