迅速だったファイザーの決断
米ファイザーが、安全性の問題から「トルセトラピブ」(一般名)の開発を中止すると発表したのは、12月2日のことだ。同薬は、HDL(善玉)コレステロールを高める新しい心血管用薬として、同社やその株主が最も期待を寄せていた新薬候補物質だった。これまでに総額1,000億円前後の開発費が投じられたとされる。 就任間もないキンドラーCEO以下、ファイザー経営陣にとっても、トルセトラピブの開発中止は寝耳に水の事態だったようだ。直前の11月末に、遅くとも来年...
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