患者が死亡した医療事故で特定機能病院の承認を取り消された東京女子医科大病院と群馬大医学部附属病院が、医療安全対策に加え、診療体制やガバナンスの強化を進めている。群馬大附属病院では、「教授の権威の象徴で時代遅れも甚だしい」(大学病院関係者)と指摘されていた第1・第2外科といった「ナンバー診療科」を廃止し、診療体制を集約。東京女子医科大病院も11月末に医療事故当時の病院長らの処分を発表し、組織の“刷新”を内外に印象付けた。教訓を糧に医療安全の取り組みを進め、再び特定機能病院に承認される日は来るのか―。【新井哉】
■「ご遺族に心からお詫び」、当時の病院長や診療部長を処分
「改めて亡くなられた患者様のご冥福をお祈りし、ご遺族に心からお詫びを申し上げます」。東京女子医科大病院は11月30日、2014年2月に発生した医療事故の関係者の処分を公表した。処分されたのは事故当時の病院長と耳鼻咽喉科診療部長と麻酔科診療部長の計3人。当時の病院長に対しては、名誉教授の称号を授与しないことや非常勤嘱託の辞職、病院長の役付手当の自主返納、診療部長の2人には部長職の辞任といった処分が下された。
■「ご遺族に心からお詫び」、当時の病院長や診療部長を処分
「改めて亡くなられた患者様のご冥福をお祈りし、ご遺族に心からお詫びを申し上げます」。東京女子医科大病院は11月30日、2014年2月に発生した医療事故の関係者の処分を公表した。処分されたのは事故当時の病院長と耳鼻咽喉科診療部長と麻酔科診療部長の計3人。当時の病院長に対しては、名誉教授の称号を授与しないことや非常勤嘱託の辞職、病院長の役付手当の自主返納、診療部長の2人には部長職の辞任といった処分が下された。
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