介護・障害福祉(行政)
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若手医師の確保、卒前卒後の教育・フォローが鍵
2017年08月10日 14:00
医師が退職した病院(診療科)に若手の医師を派遣して適正配置を進める一方、卒前・卒後の一貫した「医師養成」を国や自治体が積極的に担い、地域医療の質を確保していく-。厚生労働省の「今後の医師養成の在...
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【中医協】専従要件の緩和で医療「効率的に」
2017年08月09日 17:00
中央社会保険医療協議会(中医協)は9日に総会を開き、来年春の診療報酬改定に関する議論の「第2ラウンド」に向けて意見を交わした。診療側委員は、病院職員らの専従要件を緩和させる必要性を指摘。一方で支払...
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療養病棟でのリハ促進に「180日の壁」
2017年08月08日 14:00
療養病棟でのリハビリテーションを充実させる方策が、来年春の診療報酬改定に向けた論点の一つになっている。日常生活動作(ADL)の機能が低下し、介護を要するために退院できない患者が一定程度いるとみられ...
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有床診療所、地域連携が評価の視点に
2017年08月07日 17:00
中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は4日の会合で、有床診療所入院基本料について議論した。専門的な機能を持つ所と看取りなど地域包括ケアシステムを支える所では評価を分けるべきと...
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療養病棟に「DPCデータ提出必須化」案
2017年08月04日 23:30
中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」は4日の会合で、療養病棟入院基本料について議論した。患者の医療区分を入院基本料の点数に反映させる現行ルールの一部見直しを視野に、入院患者の...
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包括ケア病棟、往診・訪問診療は約半数
2017年07月28日 12:00
地域包括ケア病棟(病室)を持つ病院のうち、往診や訪問診療を行ったり、訪問看護部門や訪問看護ステーションを設置したりしている病院は2月現在、いずれも約半数に上ることが、厚生労働省の調査で分かった。...
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【中医協】BPSDへの対応、入院料に加算必要?
2017年07月26日 19:00
中央社会保険医療協議会(中医協)は26日の総会で、「認知症治療病棟入院料」の要件などの見直しをにらんで議論した。厚生労働省は、この入院料を算定する病棟の課題として、認知症に伴う行動・心理症状(BPS...
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厚労省、医療計画作成指針を月内にも改正へ
2017年07月20日 21:00
社会保障審議会医療部会は20日に会合を開き、厚生労働省の「医療計画作成指針」などの見直しの方向性を了承した。現在の指針をベースに、医師不足の解消に向けて取り組むべき施策や、在宅医療の整備目標を立...
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【中医協】レセプトの様式抜本見直しへ
2017年07月12日 19:00
厚生労働省は12日、中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、診療報酬明細書(レセプト)の様式を抜本的に見直す方針を示した。医療の質を高めつつ、効率良く提供する仕組みを検討するためのデータ収集や...
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厚労省・眞鍋企画官「がん患者は増えない」
2017年06月23日 17:00
厚生労働省保険局の眞鍋馨企画官は22日、日本慢性期医療協会(日慢協)の通常総会の記念講演で、7対1入院基本料の病棟での受け入れが多いがんなどの患者について、「今後増えることは多分ない」と述べ、7対1の...
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慢性期の過剰地域ではまず介護療養の転換を検討へ
2017年06月23日 12:20
厚生労働省は22日、「地域医療構想に関するワーキンググループ」の会合で、慢性期機能を担う病床が将来過剰になる地域の医療関係者に、まずは介護療養病床の転換について話し合うよう促す方針を示した。全国...
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「入院前からの退院支援」の評価が論点に
2017年06月21日 20:00
中央社会保険医療協議会(中医協)の「入院医療等の調査・評価分科会」は21日の会合で、入院患者の退院をより円滑にするための診療報酬上の評価について議論した。厚生労働省はこれまで、患者の退院後の生活...
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遠隔診療「初診時も可能」、通知で明確化へ
2017年06月15日 22:00
医療や介護など各分野の規制緩和策を盛り込んだ「規制改革実施計画」が閣議決定されたのを受けて、厚生労働省は、遠隔診療と対面診療の組み合わせによる対応が初診時にも可能だと通知する方針を固めた。2015...
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ビッグデータとAI活用、遠隔診療…医療のICT化鮮明
2017年06月09日 21:00
政府は9日の臨時閣議で「未来投資戦略2017」(成長戦略)を決定した。医療・介護関連では、ナショナルデータベース(NDB)や介護保険総合データベース(介護DB)など複数のデータベースを連結・分析できる「保...
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調整会議、2年程度で「集中的な検討を」
2017年06月02日 22:00
来年度の予算編成に向け、政府は2日に経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)を開き、「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針2017)の素案を示した。社会保障関連では、地域医療構想の実現に向け、個別...
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「長期収載品選んだら患者負担」、中医協で両側が反対
2017年06月02日 12:00
後発医薬品の使用を拒み、特許の切れた先発医薬品(長期収載品)を選んだ患者に、後発品との差額を負担させる制度に注目が集まっている。現在、社会保障審議会(社保審)の部会などで審議が進んでいるが、中央...
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社保費の伸び抑制、5千億円より踏み込んで
2017年05月25日 22:00
財政制度等審議会(財政審、財務相の諮問機関)は25日、来年度の予算編成で、医療や介護など社会保障関係費(社保費)の伸びを、政府の財政健全化に向けた計画が掲げる「目安」からさらに踏み込んで抑制するこ...
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「かかりつけ医」の定義の明確化を主張
2017年05月23日 21:00
政府の経済財政諮問会議の会合が23日開かれ、サントリーホールディングスの新浪剛史社長ら民間議員は、「かかりつけ医」の普及につなげるため、「総合診療専門医」との関連を含め、まずは定義を明確化させるべ...
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長期収載品、後発品との差額を患者負担に
2017年05月17日 22:30
厚生労働省は17日、社会保障審議会医療保険部会の会合で、後発医薬品がある長期収載品を使いたいと希望した患者から、後発品との差額分を選定療養の仕組みで徴収する案を示した。政府の財政健全化に向けた計...
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18年度予算編成、医療の主な論点まとめ
2017年05月02日 12:00
2018年度の予算編成に向けた社会保障改革の議論がスタートした。先月、財務省が示した改革の方向性では、「地域医療構想」をはじめとした病床再編に関する提言も数多く盛り込まれている。経済財政運営の指針(...



