健康保険組合連合会は1260組合を対象に、2016年度のレセプトデータからがんの動向をまとめた。疾病分類別に見た医療費構成割合ではがんが約1割を占め、1人当たり医療費は1万3635円だった。胃がん▽肺がん▽大腸がん▽子宮頸がん▽乳がん▽前立腺がん▽肝がん▽甲状腺がん―の検診対象のがん8疾患別に医療費構成割合を見ると、男性では「大腸」29.7%、「気管・肺」21.7%、「胃」20.2%、女性では「乳房」51.1%、「大腸」14.5%、「子宮」11.3%などとなっている。【吉木ちひろ】
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