中央社会保険医療協議会の23日の費用対効果評価合同部会で、費用対効果評価の本格導入に関する骨子案の提示を受け、製薬業界代表専門委員の上出厚志・アステラス製薬上席執行役員は、対象品目に加算のない原価計算品を含めることは業界意見と乖離し、価格調整率の最大90%と下げ止めの15%は過大、などとする受け止め方を示した。【ライター 設楽幸雄】
上出専門委員は、業界としての意見は2月に予定されている業界ヒアリングで示す予定とした上で、厚生労働省が提示した骨子案とそれを踏まえた議論に対するコメントとして発言。
骨子案全体としては、試行的導入に対する検証の中で明らかにされた課題への対応策が盛り込まれているとの受け止め方を示した。
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