全国労働組合総連合(全労連)は22日に記者会見を開き、介護労働実態調査の結果を発表した。それによると、回答者の44.9%が現在「健康に不安」を感じており、5.0%は「病気がち」であるとした。また、仕事に対して65.3%が「やりがいがある」と回答する一方で、「もうやめたいと思うこと」が「ある」とする割合は64.5%だった。全労連の介護・ヘルパーネットワークの世話人を務める日本医療労働組合連合会の米沢哲中央執行委員は「労働条件と介護の質は表裏一体であることを理解してもらいたい」と訴え、調査結果を基に介護施設の人員配置基準の引き上げと介護報酬上の担保を求めた。【吉木ちひろ】
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