日本医師会は17日の定例記者会見で、医師の働き方改革の推進について見解を表明した。2024年度に医師の時間外労働の罰則付き上限規制が始まることに対し、新型コロナへの対応に追われる医療機関に強い懸念が広がっていることを取り上げた。担当の松本吉郎常任理事は、拙速に規制を推進すること自体には反対する姿勢を示した一方で、「コロナ禍という理由で(改革を)先延ばしにすることを、現場で働く勤務医や医療従事者が果たして納得されるのか」と医療機関に対しても問題提起した。【吉木ちひろ】
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