厚生労働省は2日、入所者の急変時の相談体制を確保するなどの要件を満たす「協力医療機関」を介護施設が設定できていない地域について、構想区域の調整会議を活用して調整を行うなど適切な対応を検討する方針を社会保障審議会の介護保険部会に示した。医療と介護の連携をさらに強化する狙いがある。【松村秀士】
2024年度の介護報酬改定では、施設などでの高齢者の急変時の対応を念頭に、介護保険施設と協力医療機関との連携強化を促す見直しが行われた。入所者の急変時などに医師らが相談対応を行う体制の常時確保に加え、
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