日本病院会の相澤孝夫会長は1日の定例記者会見で、医業費用の増加が加速して経営を続けるのが困難な病院も少なくないとして、稼働病床1床当たり5万円を年内に病院へ支給するなど国の財政出動の必要性を訴えた。この支援が今年中に行わなければ、職員への今冬の賞与を減らさざるを得なかったり、支給できなくなったりする病院も出て、人材の流出に拍車がかかるという懸念も示した。【松村秀士】
■参院選、日病の考え方に賛同する議員を「支援」
相澤氏は、「期中の診療報酬改定は無理だと思うので、支援金や補助金といった形で支援していただきたい」と強調。新型コロナウイルスの患者を受け入れた医療機関に国が支払った病床確保料を参考に、
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