日本製薬工業協会(製薬協)など3団体は9日、2024年度の薬価制度改革を踏まえて製薬企業が治験に着手した医薬品が16製品あるとする調査結果を中央社会保険医療協議会の薬価専門部会に示した。24年度の制度見直しでは革新的な新薬のイノベーションを適切に評価するための薬価上の措置などが行われ、それによってメーカー側の行動変容が起きていると評価する声が委員から上がった。【松村秀士】
調査は、製薬協と米国研究製薬工業協会、欧州製薬団体連合会が加盟企業のうち35社(内資系10、外資系25)を対象に6月に実施。24年度の薬価制度改革によって
(残り551字 / 全815字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】


