政府の経済財政諮問会議が28日開かれ、民間議員は、会議で議論するべき重点課題として、持続可能な全世代型社会保障制度を構築するための改革を挙げた。OTC類似薬への保険給付の見直しや、新たな地域医療構想に沿った医療体制の再編、応能負担の徹底などを進め、現役世代の保険料など国民負担の軽減を目指す。【兼松昭夫】

また、石破茂首相は、2026年度政府予算の編成過程で「物価上昇に合わせた公的制度の点検・見直しも含め、経済・物価動向等を適切に反映する」と述べた。
諮問会議はこの日、今後の検討課題と予算の全体像を議論し、
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