国立循環器病研究センターは15日、加熱式たばこの普及により、20-49歳の若年層や喫煙者などで急性冠症候群(ACS)の入院患者数が有意に減少したとする研究結果を発表した。加熱式たばこを巡っては、日本呼吸器学会など医療関係団体が健康被害を招くリスクを指摘しており、研究チームは加熱式たばこと心血管病の発症との因果関係を明らかにするためには、社会疫学的観点からのさらなる研究が必要だとしている。【渕本稔】
研究チームは、急速に普及が進む加熱式たばこと心血管イベントの発症との関連が明らかでないとし、調査を実施。循環器診療データベースJROAD-DPCを用いて
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