福祉医療機構が3日発表した2024年度決算に基づく特別養護老人ホームの経営分析参考指標によると、従来型施設の45.2%が赤字に陥っていたことが分かった。前年度に比べ3.1ポイント上昇している。ユニット型の赤字施設は31.5%程度にとどまった。同機構が融資先の従来型1,965拠点、ユニット型3,631拠点を対象に財務諸表を集計・分析した。【八木一平】
従来型施設では、企業の営業利益率に当たるサービス活動増減差額比率は1.0%と前年度から0.6ポイント低下し、収益性の悪化が顕著となった。特養利用率は前年度より
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