日本製薬工業協会の宮柱明日香会長は10日、2024年度の薬価制度改革により、ドラッグラグ・ロスの改善に向けて治験の前倒しなどが行われた医薬品が51製品に上ったとする調査結果を、中央社会保険医療協議会の薬価専門部会で報告した。このうち31製品は治験内容などについて医薬品医療機器総合機構(PMDA)への相談を実施しており、すでに20製品が治験に着手している。【渕本稔】
調査は、24年度の薬価制度改革が医薬品開発に与えた影響を把握する目的で実施されたもの。製薬協と
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