自民党の議連「社会保障を守る会」は18日、党本部で緊急集会を開催し、2026年度診療報酬改定で大幅なプラス改定を求める決議を採択した。決議は衆議院議員の田村憲久・代表呼びかけ人らが高市早苗首相に手渡すことが報告された。会場には医療・介護・福祉関係団体から800人超が参集したほか、ライブ配信に1,100アクセス以上が集まった。【八木一平】
決議では、物価・賃金の上昇に報酬水準が追いついていないため、医療・介護・障害の各施設が厳しい経営状況にあると指摘。25年度補正予算で総額1兆3,649億円の支援パッケージが計上されたものの、現状の赤字補填が中心であるとして、診療報酬によるさらなる対応を求めた。
具体的には、(1)医療機関が離職防止・人材確保を可能とする賃上げ環境を整える
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