政府は、医療費の患者負担が過重にならないようにする高額療養費制度の見直しに関するパブリックコメント(意見公募)で1カ月間に約5,300件の意見が寄せられたと明かした。「自己負担上限額を引き上げるべきでない」などという反対意見が相次き、所管する厚生労働省は「制度の持続可能の確保」と「長期療養者や低所得者へのセーフティーネット機能の強化」の両立を図るための見直しへの理解を促している。【松村秀士】
パブリックコメントでは、「がんや難病などで継続的な高額治療が必要な患者にとって自己負担上限額の引き上げは治療継続を困難にする」「必要な時に安心して医療を受けられなくなることへの不安が大きい」などとし、現行制度の維持を求める声や、自己負担上限額の引き上げに反対する意見が多数寄せられた。
これに対して厚労省は、高齢化や高額薬剤の普及などを背景に高額療養費が医療費全体の倍のスピードで伸びている中、
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