【国際医療福祉大学大学院 医療福祉経営専攻 教授 石山麗子】
利用者のキャッシュカードを不正に入手し、現金約620万円を盗んだケアマネジャーが逮捕された。類似の事件は過去にも複数発生している。ケアマネジャーによる利用者への窃盗などの行為は、一度限りではなく、長期間にわたって繰り返される傾向がある。そのため、被害総額が数百万円から数千万円に及ぶことも少なくない。ごく一部のケアマネジャーによるこうした信頼を損なう行為は、利用者や家族に不安を与えるばかりでなく、誠実に職務を果たしている多くのケアマネジャーの社会的信頼にも影響を及ぼす重大な問題である。事業所運営の観点からは、居宅介護支援の特性を踏まえた業務管理や支援体制を検討する必要がある。
ケアマネジャーの業務には、他のサービス種別や職種とは異なる特性がある。
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