厚生労働省は5日、先行バイオ医薬品からバイオシミラー(バイオ後続品)への置き換え状況を社会保障審議会の医療保険部会に報告した。置き換え率は成分ごとに大きなばらつきがみられたことから、原因分析の実施や選定療養導入の検討などを求める意見が出た。【松村秀士】
バイオシミラーは、先行バイオ医薬品と同等・同質の品質や安全性、有効性を有する医薬品で、異なる製造販売業者により開発される。2026年4月時点で薬価収載されているバイオ医薬品のうち、20成分でバイオシミラーが存在する。政府は、全体の成分数のうちバイオシミラーが80%以上の成分数を29年度までに6割以上にする目標を掲げている。24年度時点で2割超という状況で、成分ごとで置き換え状況に差がある。
厚労省の最新データによると、20成分のうち置き換え率が最も高いのは、好中球数の増加の促進に効能・効果がある一般名「フィルグラスチム」(91.7%)。腎性貧血の治療薬「エポエチンアルファ」(87.5%)や
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