365日のうち、35日分の医師が確保できない-。今年、三重県松阪市などが運営する休日夜間応急診療所がそんな事態に陥った。診療所の管理者である松阪地区医師会が、会員医師の高齢化などでシフトを組みきれなくなったのだ。縁あって手伝うことになったのが、三重大OBの若手医師らによる団体「i-oh-j!」(いおうじ)。団体代表の良雪雅(りょうせつ・まさし)さんは、「これをきっかけに、その場しのぎにならない、地域の医療を確保するモデルを作りたい」と話す。【大島迪子】
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