日本医師会(日医)は17日、社会保険診療に対する消費税の在り方について医療界での統一した要望を取りまとめたと発表した。「消費税に関する税制改正要望」として、消費税率10%への引き上げ時に環境を整備し、社会保険診療にかかる消費税が非課税である現行制度を軽減税率などによる課税取引に変えるほか、課税化までの間は、仕入税額分を還付するよう求めた。【松村秀士・佐藤貴彦】
次ページ以降に税制改正要望の全文と、同日の記者会見でのやりとりを掲載。
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日医会長「消費税10%では課税軽減が柱」(2014/06/30)
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