厚生労働省の先進医療技術審査部会は12日、da Vinci(ダヴィンチ)サージカルシステムなどを用いる「咽喉頭がんに対する経口的ロボット支援手術」(申請者=京大医学部附属病院)を条件付きで先進医療Bとして了承した。この技術は8月の同部会で、主要エンドポイントが手術病理標本の断端陽性率とされていたことに委員らから疑問の声が上がり、継続審議の評価を受けていた。胃管・胃ろうの利用率を主要エンドポイントに加えるなど試験計画を一部見直したことで、幾つかの条件は付いたものの、先進医療とする必要性が認められた。【丸山紀一朗】
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