厚生労働省は2015年度介護報酬改定に向け、現行の介護職員処遇改善加算を継続した上で、さらに高い評価を新設する案を、19日に開いた社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)に示した。職員の給料アップなどの取り組みを促すことが狙い。現行の同加算1を算定するには、「任用要件と賃金体系の整備」(キャリアパス要件1)、「研修機会の確保」(同2)のいずれかを満たす必要があるが、新設する加算は、これらをいずれも満たすことなどを算定要件とする。【丸山紀一朗】
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