介護に関わるさまざまな事業者や団体などに広く連帯を呼び掛ける「日本介護事業連合会」が24日、設立総会を開いた。愛知和男会長（元環境庁長官、元衆院議員）は、2015年度の介護報酬改定が9年ぶりのマイナス改定となる点に触れた上で、介護事業者に対し、「共に連携を図り、創意工夫を凝らし、乗り越えなければならない」と訴えた。【ただ正芳】


　 愛知会長は、同連合会の今後の活動の方針として、持続可能な介護保険制度の実現と地域包括ケアシステムの構築を目指し、介護事業者に加え、医療や経済・産業界などとの連携を図ることなどを提示。さらに現場の声を国や行政に...