C型肝炎治療薬ハーボニー配合錠の偽造品が流通した問題を受け、厚生労働省の「医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」(座長=赤池昭紀・名大大学院創薬科学研究科教授)は29日、初会合を開いた。この日は、薬局や医療機関から余った医薬品を買い取って転売する卸売業者、いわゆる「現金問屋」が流通に関与することを問題視する声が、一部の委員から上がった。同検討会では、早急に対応すべき事項を優先して議論し、今夏ごろに中間取りまとめを行う方針。【松村秀士】
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