次期診療報酬改定では、外来医療の機能分化促進のため、大病院受診時の定額負担の拡大、一方で、かかりつけ医機能の普及拡大に向けては専門医や他職種との連携の評価の拡充を進めることになりそうだ。支払側からは、紹介状なしの大病院受診時定額負担で地域医療支援病院について現状400床以上を200床以上に拡大、かかりつけ医機能の評価では機能強化加算の在り方の見直しを求める意見が出ている。【ライター 設楽幸雄】
厚生労働省は、次回改定に向けた個別課題の議論の第1弾として「患者・国民に身近な医療の在り方」を取り上げ、紹介状なしの大病院受診時の定額負担、かかりつけ医機能の在り方について、5月15日の中央社会保険医療協議会総会に提示した。
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