規制改革推進会議の「健康・医療・介護ワーキング・グループ」(WG)は28日、地域の実情に応じた介護サービスの提供体制の見直しを議論し、ストラクチャーやプロセス中心の従来の評価から、利用者の状態の変化など介護サービスの質をアウトカムベースで評価する仕組みへの転換を検討するべきだという意見が出た。これに対して厚生労働省は、2027年度の介護報酬改定に向けた議論で、介護サービスの質の定義などを検討する考えを示した。【松村秀士】
WGはこの日、厚労省が10日に公表した「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会の中間取りまとめを基に意見を交わした。中間取りまとめでは、人口減少の度合いやサービス需要の変化に応じて地域を
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