埼玉県川口市で6月に起きた介護支援専門員(ケアマネジャー)の殺害事件。現場のケアマネジャーの安全を守るため対応が急がれる。利用者宅への訪問の実態や対策を日本介護支援専門員協会の高良清健常任理事に聞いた。【松村秀士】
居宅訪問でケアマネジャーが危害を受けたのは、今回が初めてではない。2025年6月にも、横浜市内のマンションを訪問した女性のケアマネジャーが利用者とみられる男性に刃物で複数刺される殺人未遂事件が発生した。医療職では、埼玉県ふじみ野市で訪問診療医らが銃撃される事件が22年1月に起こった。
「事件として公にならないものの、利用者やその家族によるケアマネジャーへの過剰な要求やハラスメントは日常的に行われている」と高良氏は話す。
今回の事件を受け、高良氏が会長を務める沖縄県介護支援専門員協会では会員のケアマネジャーにアンケートを実施。有効回答を得た147人のうち、訪問するのが怖いと感じる利用者や家族が「1人いる」が21%、「2人いる」という回答も12%あった。また、1人での訪問が怖いと感じたため、2人以上で訪問したことがある人は34%いた。
訪問するのが怖いと感じた具体的な内容は、
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