厚生労働省は7日、薬剤師の病棟での業務について2012年度診療報酬改定で評価することを、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・東大大学院教授)の総会に提案した。薬剤師が病棟で、▽患者の状態に応じた処方の提案▽患者が持参した薬の確認・評価と、それを考慮した服用計画の提案―などの業務を行うことで、勤務医らの負担軽減のほか、医療安全、薬物療法の質の向上などのメリットがあるという。
しかし、薬剤師の病棟での業務時間は平均して週8時間程度で、全業務時間の約4分の1にとどまっている。
(残り0字 / 全620字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】