【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
犯罪捜査などで使われる「プロファイリング」という手法がある。犯行現場の限られた情報から、例えば「20歳代」「男性」「無職」「再犯」「外国人」といった犯人像を浮かび上がらせ、その犯人像に合致する人物を効率的に捜査する手法だ。これを企業のマーケティングに応用したのが、顧客の購買履歴を心理的な側面から分析し、行動特性を明らかにすることで、購買行動を起こさせる「カスタマ・プロファイリング」だ。
この手法を使って“ホスピタル・プロファイリング”的にDPC病院Ⅲ群の中から、DPC病院I群・II群に限りなく近い病院15施設を浮かび上がらせてみた。
(残り2075字 / 全2391字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】