厚生労働省は11日の中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、胃ろう患者らに使用される経腸栄養用製品について、薬価収載されている「医薬品」と「食品」(食事)として入院時に提供される製品の価格差を是正するため、2016年度の診療報酬改定で「入院時食事療養費」などを見直す方針を示した。同省側は「食品」の市場実勢価格を把握し、同療養費などに反映させることも提案したが、診療側からは反対意見が出た。【敦賀陽平】
経腸栄養用製品は現在、「医薬品」と「食品」のどちらを選択するかは、医療現場に委ねられているが、厚労省によると、入院時の保険給付額は、一般的に食品の方が高い傾向にあるという。食品として使用する場合、算定要件を満たせば、「特別食加算」も上乗せされる =表、クリックで拡大= 。
「医薬品」の場合、同省が2年ごとに薬価調査を実施し、公定価格と実際の販売価格の差額を把握した上で、公定価格が見直されるが、「食品」では、医療機関の仕入れ価格を調べる仕組みがないのが現状だ。
経腸栄養用製品は現在、「医薬品」と「食品」のどちらを選択するかは、医療現場に委ねられているが、厚労省によると、入院時の保険給付額は、一般的に食品の方が高い傾向にあるという。食品として使用する場合、算定要件を満たせば、「特別食加算」も上乗せされる =表、クリックで拡大= 。
「医薬品」の場合、同省が2年ごとに薬価調査を実施し、公定価格と実際の販売価格の差額を把握した上で、公定価格が見直されるが、「食品」では、医療機関の仕入れ価格を調べる仕組みがないのが現状だ。
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